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戸田克樹のコラム
第250話「炎症をどう扱おうか⑤」

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2019年9月4日

シェパードでは獣医師を募集しています
 シェパードでは、関東地区の獣医療が不足している地域を支援するため、栃木県那須塩原市に支所を設けることにいたしました。2020年の4月に開設する予定です。経験、未経験は問いません。シェパードで研修後、現地勤務となります。募集内容は こちら から。

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最近、ぽっこりお腹が気になります。でも、運動や食事制限をして痩せよう!とは思いません。でも、痩せたい気持ちはありますね。あー…なんてわがままなのでしょうか。

アナフィラキシーショックの恐怖
炎症が起こり血管壁に隙間が空くと免疫細胞が血管の外にいる病原体をやっつけてくれます。しかし、その隙間が大きすぎるとどうでしょうか。今度は血管内の液体が減るために急激に血圧が低下したり、体中で浮腫が起こったりします。

炎症は必要な反応かもしれませんが、反応が強すぎるとときに生命の危機につながる場合があるわけです。

このような過剰な炎症反応をすぐにストップさせる、あるいは一旦炎症反応を弱めて体調を整えてあげるためにも、やはり抗炎症薬の存在は重要になってきます。

抗炎症薬にはステロイド性と非ステロイド性という2つのタイプが存在します。
それぞれ性格が違う薬ですが、どのような作用があるのでしょうか。

続きはまた次回

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