2019年8月28日
* * * * * * * * * 山口大学から無事に帰還しました。4日間すべて英語で進む講義。留学生には日本語は通じるわけもなく。日本人同士、日本語で論議していると「No Japanese!」とニコニコしながら先生が注意してきます。恐怖です。実験内容の発表後に、予想外に飛び交う質問たち…。そしてそれに応えるのは全身の汗腺(笑)。大変なことになりました。ひとまず戸田の夏休みは終了です。 炎症が起こると血管壁が緩んで白血球が組織の外に出やすくなって、病原体をたたいてくれる。それでは炎症はむしろ起こってくれた方が良いのでは?別に薬で止める必要はないのでは?と少し思ってしまいます。 しかし、いくら体が自分を守るための正常な反応だとしても、炎症が起こると結構つらいですよね?たとえばカゼをひいて熱が出れば体はだるいし、頭も痛い…。牛さんも私たちと同じで炎症が続く状態はあまり良いとは言えません。食欲が落ちて痩せてきますしね。 でも、それだけではありません。炎症反応という刺激を受けて活性化した免疫細胞によって体の細胞がどんどん傷んでいくというデメリットも炎症反応には含まれているのです。 活性酸素のデメリット こうなると炎症反応さんには一旦落ち着いてほしいなぁ~・・・と思いますね。 前の記事 第248話「炎症をどう扱おうか③」 | 次の記事 第250話「炎症をどう扱おうか⑤」 |