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伏見康生のコラム
「NO.169 「おしゃれ点滴」」

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2012年2月1日

 おしゃれなんて言葉を使いましたが、点滴におしゃれ度なんて基本的には必要ではないです。しかしコラムにするくらいですから、ほんの少しだけこだわっている点がありますので、勝手に紹介させていただきます。

 点滴をするには当然ボトルをぶら下げる必要があるのですが・・・どうしてもイヤだったのが、そこらに落ちている適当なロープやビニールヒモを使って点滴をぶら下げること(笑)
 妙な感覚と思う人もいるかもしれませんが、農場に落ちているいらないヒモ類を安易に使うと・・・あんまり見た目もよくないし、数ヶ月、数年と牛舎の梁や屋根にヒモがぶら下がりっぱなしになってたりしませんか?? ま、とにかく、スタイリッシュじゃないからいやなのです(笑)

 ということで思案した結果、最初は登山用のカラーロープを買って使いました。見た目もおしゃれで耐久性があり使い勝手も良かったのですが、結局はぶら下げっぱなしで無くしてしまうこと多々となりました。
 
 次に試したのが、長さ30cm、径3mmほどのステンレスのワイヤーを“し”の字型に曲げて5本くらいを一つにまとめた巨大な点滴ハンガーです。これはかさばったのと、普通無くすようなサイズではないんですが・・・気がついたらなくしてました(笑)

 そこで、いま使用しているのが写真に写っているような両端にループが作ってあるステンレスのフレキシブルなワイヤー。先ずは梁などにループで結びつけ、反対の端からボトルを通し、最後に留置針のハードケースでロックをする・・・実際に点滴をするときにはそこから留置針を取り出してとなるわけです。説明は難しいので写真で見ていただけると助かります。

 何かいい方法で点滴されている方、いますでしょうか??

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