先日出張で広島県の農家さん数件にお邪魔してきました。
当日お昼にお会いする予定だったF谷さん。子牛の輸送で遅れるので、「事務所で少し待ってて」とのこと。事務所に入ると中央には寸胴ナベがのせられた新しい薪ストーブが置かれていました。おじいちゃんちでよく使っていたので懐かしい気持ちになりながら火をおこし、薪をくべました。
そのうちF谷さんが戻られ、
「いま、キハダを煮出しとるんよ。牛も人間もお腹の調子が悪いときはキハダがよう効く。先生キハダ知っとる??」
そう言って薪ストーブに乗った寸胴の蓋をあけると、何やら褐色(に見える)の液体がナミナミと入っていました。
・・・この中にキ、キハダが!??まさか!?・・・しかし、あれだけデカいナベだからな・・・意外と匂いしないなぁ・・・
などと考えながら、ついに私の口から禁断のコメントが
「カブト煮ですか??キハダマグロの??(大マジメ)」
いや〜、無知って本当に怖いですね(大笑)
F谷さんには優し〜く聞き流していただき、丁寧にキハダの解説もしていただきました(感謝)
※キハダについては、ウィキペディアサイトにて「キハダ 植物」というワードで検索して下さい。
最後にはキハダの樹皮とナベに入った煮汁をいただきました。F谷さん、食欲改善を狙って牛に使ってみますね!ありがとうございました。