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原田みずきのコラム
冷感スプレー

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2019年8月2日

早いものでもう8月ですね。鹿児島は35℃を超える猛暑日が続いています。週間天気に並ぶ晴天マークを見て、ちょっと気が遠くなっています。
あまりにも暑い日が続くので、事務の竹添さんが熱中症対策にこんなグッズを買ってくれました。


冷感スプレーです。


主成分はエタノールとメントールです。メントールには皮膚に接触すると冷たく感じる効果があります。これは実際に温度が下がるのではなく、体が冷たい温度を感じる感覚神経を刺激することにより、冷たく感じます。
実際に診療前に服にスプレーしてからつなぎ服を着ると、診療中も服の中がひんやりしていて暑さが和らぎます。つなぎ服だと特に背中が暑くて仕方なかったのですが、スプレーするとひんやりしていて快適です。

メントールはミントやハッカなどに多く含まれている物質です。そのため、5回目のコラムでご紹介したハッカ油スプレーを体にスプレーしても同様の効果が得られます。ただ、ハッカ油は効果が強すぎるので、手作りのスプレーを使う場合はまず少量をスプレーして刺激が強すぎないか確かめてから使うようにしましょう。スースーしすぎて痛くなります。

しばらくの間猛暑日が続きます。外作業が多い方は熱中症対策の一つとして、冷感スプレーを是非試してみてください。水分補給も忘れないようにしてくださいね。

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