2019年6月26日 少し喉がイガイガして咳が出ます。「カゼですの?」と聞かれますが、カゼではありません。 結論から申し上げます。ブドウ糖以外のレバチオニンの成分は「解毒機能の強化」と「円滑な代謝回路進行」につながります。 まず、必須アミノ酸(体内で合成できないので外部から摂取するしかないアミノ酸のこと)に分類されるメチオニンは肝臓における毒素の分解に必要な成分となります。 さらにその他の成分はというと、 ということで、レバチオニンは「肝臓の解毒作用を最大限にバックアップしつつ、生産回路もサポートして体力を維持していこう」というふたつの方向から肝臓をいたわってくれる薬剤なのでした。 中毒性の症状を呈している牛やエンドトキシンが体中に回ってしまったような症例ではパンカル注よりレバチオニンの方が好ましいでしょうし、併用するという選択肢をとってもいいですね。 前の記事 第239話「いろいろな肝臓の薬③~いろいろあるよねレバチオニン~」 | 次の記事 第241話「いろいろな肝臓の薬⑤~ウルソは回るよ、どこまでも~」 |