(有)シェパード[中央家畜診療所]がおくる松本大策のサイト
伏見康生のコラム
「NO.92: 「褐毛和種のお話(1)」」

コラム一覧に戻る

2010年6月2日

 今回からは褐毛和種のお話です。

 褐毛和種。「アカゲワシュ」と読みます・・・当たり前のことなんですが、まだまだ今よりも無知だった学生時代には「カツモウワシュ」と読んで、大ハジをかいていました(汗・・・きっと全国には大ハジ仲間がたくさんいるはず!)

 コラムを読んでくださっている方には黒毛和牛を飼っていたり、餌をあげていたり、診療していたりという「黒毛和牛関係者」が多いと思います。もちろん私もその一人で、正直あまりちゃんと褐毛和種を見たこともありません。
 うわさに聞くところでは、褐毛和種とは、黒毛よりも少し大型の、全身が明るい茶色で、従順な性格、肉質(交雑脂肪のことと思います)は黒毛和種に次いで優れた和牛のようです。
 ところで黒毛和牛関係者の方は、黒毛和牛なのに血統によっては褐毛のかわいい子牛が生まれたり、市場に出てきたりするのを見たことがあると思います。私は勝手なイメージで「褐毛和種ってみんなこういう牛なんだろうな〜」と想像していたのですが・・・ネットで画像を検索してみると・・・なにか違う・・・?いやっ、まったく違う!何だ?何が違うんだ?土佐褐牛(高知系褐毛和種)と黒毛和種の褐毛の子はまったく違う・・・あああっっ!鼻が黒い(笑)!!!

|