豪雨の影響を防ぎたいですね

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2018年7月20日

　先日の豪雨被害、本当に大きなものでしたね、亡くなられた方のご冥福と、被災された方々に一刻も早く普通の生活が戻ります様に祈ります。

　僕のコンサル先でも何件か被害に遭いました。先日はそういう農場を巡回して、できることをお手伝いしてきました。といっても、大半は畜主の方の努力で片付いていて、僕はもっぱら牛さんの健康状態の確認と衛生対策を組み立てるのが主でしたが。

　その中で1つ気がついたのが（気がついたのは畜主の奥様でしたが（^_^;）、飼料タンクからの自動給餌器に生菌剤を混ぜるリザーブタンク（写真１）への水の浸入に伴う腐敗と練り粉状になった生菌剤のつまりでした。

写真１

　機械の苦手な僕たちでしたが、ボルトとナットをいくつか外してタンクを外したところ、腐った練り粉状の生菌剤が機械に詰まって動かなくなっていました。（写真２）飼料に生菌剤を混ぜるための攪拌部分を外さないと詰まった部分を取り除けなかったので機械のスチール製のカバーを外して練り粉を取り除いたのですが（写真３）、そのとき、外したカバーの中からアシナガバチが2匹飛び出してきました。内部に巣を作っていたのです（写真４）。巣の中には幼虫もいました。

写真２

写真３

写真４

　蜂に必死でごめんごめんと謝って落ち着いてもらい、なんとか事なきを得ました。

　そんなこんなで時間を取り、熱射病初期の牛さんの点滴を数頭おこなったり、豪雨の影響によるストレスの対策を打ったりして（ご存じの方も多いと思いますが、僕のコンサルは、基本全頭検診です）、1日目が終了したのは夜9時も回っていました。とても暑く、N95タイプの防護服（水も空気も通しません）のなかは汗でぐしょぐしょ状態。見かねた畜主の方が着替えの防護服を買って来て下さって、夕方着替えてからその後の巡回をしていました。いやあ、普通の防護服は快適ですね。

　んでもって、ようやく9時過ぎにマスクを外したときの写真が（写真５）です。なんか疲れ果てて顔もむくんで死にそうな56才のオジサンが写っています。
　でも、うちのスタッフも日頃暑い中、休みもほとんどなく（来年は新人入れるからね。ごめんな！）、頑張ってくれてるから、僕もまだ頑張らなくっちゃ！

写真５

　とはいうものの、最近疲れは抜けないし、眼は見えなくなってきて（僕のコンサルは観察が主眼なので．．．）、いつまでこの仕事が出来るか不安に思っている今日この頃です。ま、スタッフが育ってきているからいいか。
　
　
　
　
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