2017年5月2日 皆様お疲れ様です。私はというと2年目の獣医師になり、少しずつ自分自身の診療に自信が持てるようになったのですが、先日初歩的なミスをしてしまいました(泣)。 「診断をしっかりとつけてから、治療に臨むこと」 このキーワードは蓮沼所長から、日頃から言われていることでした。しかしここ数日前に出会った症例は確実な診断をつけれていない、いわば「あやふやな診断」をつけた状態で治療をスタートしてしまいました。そうすることで治療方針に自信が持てず、取り返しのつかないことになってしまうのです。 さてその症例はというと、、、 「コクシジウムの虫卵があるじゃないか~!!!しかもOPG値は約6万だ!!さらに病原性の強いC.zuerniiばっかりじゃないか!!」 便には血が混じっていなかったので病原体は混合感染ではなく、おそらくコクシジウムの単独感染が原因だったのでしょう。その日は非常に反省しました。初診から念入りな検査に踏み入れなかったことが原因です。初歩的なミスをしてしまい、蓮沼所長の名言 「診断をしっかりとつけてから、治療に臨むこと」 が30回くらい頭の中をフィードバックしました。大反省です。 おしまい 前の記事 Strategy(1)~貧血~ | 次の記事 Strategy(2)~貧血~ |