(有)シェパード[中央家畜診療所]がおくる松本大策のサイト
椎葉絢香のコラム
消毒の意識を変えよう!!⑤(成功例をもとに)

コラム一覧に戻る

2017年4月28日

 前回、“ドロマイトを塗る厚さ”について書きましたが、いろいろな人から『ためになった!!ありがとう!!』と言われ、すごく反響を呼んでいます。 (^.^)/~~~

 いえ、私ではないんです… Yちゃんありがとう!!

 皆さんしっかり消毒しようとできるだけたくさん塗りたくなる気持ちは分かりますが、消毒効果を長引かせるため、効率よく消毒するために注意してみてくださいネ♥(^^♪

 ………と…ここで……私の中で1つの疑問が生まれました(; ・`д・´)

『これって子牛がなめても大丈夫なのか??』

 農家さんや知り合いの獣医さんに聞いてみると…
 『そういえばそうだよね…』
 『カチンカチンだから、なめても溶け出さないんじゃない?』
 『こうやって消毒してください!って書いて売られてるから大丈夫でしょ?』
 『苦そうだから、1回なめたらもう覚えてなめないんじゃない?』

 など…の答えが返ってきました(゜o゜)(笑) 情報お待ちしています!(笑)

 もう1つ、この農家さんが同時にやった消毒がオルソ剤での消毒です。
オルソ剤とは、コクシジウムに有効な消毒薬です。『な~んだ!しっかり効く消毒剤があるなら、これを使えばOKじゃん!!』と思った方がいると思いますが、オルソ剤は腐食性も強く、毒性も強いので利用にはやや注意が必要です。(これは後に書いていきましょう。) そして、なんともいえないオルソ剤の匂いがしますね!!(笑) 

では、オルソ剤をどのように使ったのでしょうか。

 ある日、診療へ行ってみると、踏み込み消毒槽がオルソ剤へと変わっているではありませんか!!(((👏))) → オルソ剤の踏み込み消毒槽は非常に滑りやすいので転ばないように気を付けてくださいね!

 さらに衝撃の行動を目にしました!!🌸………つづく(´▽`*)

|