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前回のなぞなぞめいた答えは、写真で見るとすぐわかると思いますが、クズです。 また、昔の文献を引っ張り出して調べると、“牛馬に極めて能く嗜めり。刈取を失せざれば良牧草なりとす”とあります。 クズは、マメ科の草で(ヤマハギもマメ科)気温が上がると1日1m程度伸びるようです。最近荒地などにはびこりその生育力はすごいです。この根っこは葛根と呼ばれる漢方薬の原料になります。 しかし、不思議なことにこのクズを牛は異常に好んで食べます。荒地などでは、ものすごい食欲で食べて短期間に食べつくします。
ヤマハギ同様に夏場に食べさせて、地域の雑草駆除(?)をして、牛が健康になり、かつエサ代としてかかるのは手間賃だけというのはいい話だと思いませんか?
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