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もう30年近く前ですが、私が通っていた保育園では毎年秋になると芋掘り体験があってその印象を今も鮮明に覚えています。あの土の感触と匂い、収穫の楽しさは体験した人しか分かりません。そんな記憶からか休耕地だった採草地で地元の保育園児を招待して芋ほり体験を始めました。あの嬉しそうな子供の顔が忘れられなく、今年で10年目になりますが、土の感触を体感してもらうだけでも十分な気がしています。 これまでサツマイモ、ジャガイモ、トウモロコシ、イチゴなど色々と栽培してきました。近年直売所には家庭菜園デビューした団塊世代の人達に多く来店いただいています。その人達の共通点は、幼少時代に何らかの形で土に触れていたと言う事です。それを知ってからは、未来の為に少しでもその種を蒔いておこうと思っています。 (つづく) |