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或る時、軽トラで堆肥を買いにみえたお客さんから、(当時は肥料袋に各自詰め放題でした。)「詰めるのえらいで。(この地方では、疲れる事を“えらい”と言うんですよ。)あんたん所でやってくれんか?」と言われました。そこから、堆肥が商品として誕生しました。これまでのバラ販売では意識しなかった商品を売ると言う自覚が芽生えました。 何の販売ルートも無く考えた末、牧場に足を運んでもらって在りのままを見てもらおうと、直売所を始めました。珍しさも重なって、地元新聞紙や市の広報などに取り上げてもらい宣伝広告費をかけずにスタートを切りました。 あ、それと余談ですが堆肥の商品名は“ゆたか”といいます。豊田の“豊”と堆肥を通じて人も土も“ゆたか”になりますように!と掛けてあります。べたですかね・・。 直売所では、“ゆたか”を買って頂いたお客さんに無料のメンバーズ会員になってもらい、年に2〜3回ゆたかメンバーズの皆様へ向けてDMを送っています。主な内容は、春・秋の堆肥の売り出し、そして楽農祭です。現在、約3100人の登録を頂いています。本当に感謝、感謝です。 次回は、ゆたか農園とふれあい牧場の開設についてお話しいたします。 (つづく) |