2016年7月29日 先日久々に尿石症のオペをしました。 さて、カテーテルを通す困難さは蓮沼獣医師のコラム16話~詳細に書いてありますが、とにかく入らない時は全然入りません。今回も何回トライしても尿道下憩室のところで引っ掛かります。炎天下でのオペで、牛も呼吸が速くなるし、こちらもだんだんやる気がなくなってきます。どうしよう・・・。 そこで、直腸検査の時などに使用するローションを途中まで挿入したカテーテルから注入することにしました。少し多めに入れて、再びツンツン、カテーテルを通してみます。すると、あら不思議、奥までカテーテルが入って行きました。通った時の喜びはやっている本人(と牛さん?)にしかわかりませんが、とにかくものすごく嬉しいものです。次回、また通りにくい牛さんがいたら試す価値はありそうです。 前の記事 第137話:暑い夏には肝臓ケアを | 次の記事 第139話:改めて、初乳 |