 |
群編成の順位付けの基準 |
コラム一覧に戻る
2026年10月28日
***********************************************************
シェパードイチオシ情報
■ 尿でわかる!マイコトキシン検査はじめました
尿中カビ毒検査とは(チラシ) / ご依頼の手順など
***********************************************************
子牛を個別ハッチ飼いから自動哺乳機のマスに移動するとき、市場から牛を導入したときなど、牛を新しい群で飼養するときには、牛同士で順位付けを行います。
その順位付けの中で優位になりやすい条件としては、「年齢」「体格」そしてその飼養場所での「先住性」が関係すると言われています。
一般的に年齢は、ある程度までは歳をとっている方が優位になります。
ある程度というのは、例えば20歳にもなった高齢の母牛は若い牛に体力負けすることがあるからです。
そして、体格ももちろん大きい方が優位になりやすい傾向にあります。
そして意外と順位付けに関わるのが、「先にその場所にいたかどうか」です。
「隔離した牛さんを群に戻すとき」のコラムでも紹介されているように、例えば他の群で負けた牛を別の既存の群に入れてしまうと、また追い払われてしまうことがあります。
既にその牛舎で生活していた牛には「ここは自分たちの場所だぞ」という認識があるからです。
そのため、牛の体格や年齢が同じであっても、後から入ってきた牛の方が弱い立場になりすいのです。
また、一度仲良くなった牛同士は、違う群になってもその関係が継続すると言われています。
これらの優位性を考慮すると、年齢差があったり、明らかに体格差があったりする牛同士で群を作る場合は、弱そうな牛たちから先に飼養スペースに入れるという方法が良いと考えられます。
例えば朝のうちに小さい牛たち2~3頭を先に飼養スペースに入れておき、夕方に残りの牛たちを入れる、というだけでも、小さい牛たちの群編成ストレス負荷を軽減してあげることができるのではないでしょうか。
群編成のストレスは非常に大きく、子牛では特にその後の発育に影響します。
群編成は一度で済ませる、群編成前にはGABA入りの添加剤を使用するなど、群編成時の牛のケアは徹底してあげましょう。
***********************************************************
今週の動画
ただただ牛のルーメンの微生物を見る動画【癒し系】
前の記事 子牛の悪寒 | |