2026年10月1日 *********************************************************** どうやら2021年度の教科書からその記載が始まっているようのですが(どれだけ時代についていけてないのやら…)、学会ではかねてより名称変更の必要性が訴えられていたみたいです。草食と言っても、草原に生えた草ではなく葉っぱ、木の実、枝を食べる動物もいます。肉食と言っても、お肉の塊ではなく昆虫、内臓を食べる動物もいます。そのため、名称が実態を表わしていないことが指摘されていたようですね。植物食動物と動物食動物…まだ、慣れないですね。 そして、皆さんが大好きな牛はもちろん植物食動物に分類されます。今さらですが、植物しか食べない牛が、どうやってあそこまで大きく成長し、あの体型を維持し、さらにお産を終えたメス牛はミルクまで出すことができるのでしょうか。私は草ばかり食べていたら、仕事をするパワーも出せなくなり、あっと言う間にやせこけてしまうでしょう(もちろん、しばらくは身に着けた体脂肪でしのぐことはできるでしょうけど)。私たちのように動物性タンパク質を食べることができる動物は、それらを分解して吸収し、体内で再構築することで筋肉やエネルギーなどを得ています。人間は雑食性ですから、穀物や果物から糖類(ブドウ糖)を得ることもできます。動物食動物では糖新生という特殊な代謝経路を通じてアミノ酸から糖を作りだし体内で利用しています。では、お肉や食べない牛はどうやってあの大きな体を維持しているのでしょうか。 糖、タンパク質、脂肪という栄養素は牛の主食である草(植物)からはまったくイメージできないものです。ダイエットのときはお肉も油も砂糖も避けて野菜中心の食生活をとらないと!と力む人が多いことからも、草からエネルギーを得る(成長する・太る)ということは想像もできないと思います。ただ、ルーメンという大きな発酵タンクを抱える牛ではそれができてしまうことは皆さんご存知の通りです。牛が草からどうやってエネルギーを得ているのか、改めて考えてみましょう。 つづく
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