2026年9月25日 *********************************************************** では、牛はどうでしょうか。ずっと寝ているわけではありませんが、牛は一日の半分程度を横になって過ごす動物だといわれています。この横になって過ごす時間は横臥時間と呼ばれ、この時間は飼養環境によって変わります。乳牛では詳しく調べられており、特に影響しやすいのが、床の状態、暑熱、過密と言われています。これらは肉用牛でも共通しています。 まず床が硬い、あるいは濡れていると、牛は横になりにくくなることがあります。過去の調査では、濡れたおがくず敷料(乾物率86.4%)では乾燥したもの(乾物率26.5%)と比べて横臥時間が5時間短縮したという報告があります。結構、インパクトありますよね。現場では天候やノコクズの入手難、堆肥舎がいっぱいなどの理由で牛床の状態が悪化してしまうケースは散見されます。 暑い環境では、体から熱を逃がすために立っている時間が長くなり、横臥時間が短くなることがあります。また、飼養密度が高く、十分な休息場所を確保できない場合も、牛同士の競争によって横臥時間が短くなることがあります。 牛がゆっくりと横臥できる環境では、基本的に増体も良い傾向にあります。ぜひ一度、農場の牛さんがゆっくり寝られているか?横になれるような環境なのか?を確認していただければと思います。逆に横臥時間が長過ぎる場合は蹄などに問題がある可能性もありますので、それはそれで要注意です!
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