2026年10月2日 *********************************************************** 例えば、 こうした基準が決まっていないと、「そろそろ発情を見る時期かな」「まだ少し待ってもいいかな」と、その時々の判断に任されやすくなります。結果的に、空胎期間の延長につながることもあります。特に、従業員さんが複数いるような少し規模の大きい農場さんでは、人によって判断が変わらないように、明確なルールを決めておくことが重要です。 私の感覚としては分娩後30~50日過ぎたら発情をよく見て、自然発情が来たら授精を行う農家さんが多いです。さらに注意しはじめて20日前後発情が来ない、つまり分娩後50~70日過ぎたら獣医師に診せる、といった感じです。このように具体的な日数は農場さんによって異なり、これは自然哺乳か人工哺乳か、牛の栄養状態、分娩後の回復具合、管理体制などによって変わります。そのため、具体的な日数については、獣医師などに相談しながら個別に設定しておくのがよいと思います。 ただし、子宮や卵巣の回復が遅いからといって、授精開始や診察の時期をどんどん遅く設定すればよいわけではありません。回復の遅れが目立つ場合には、分娩前後の栄養状態、飼料設計、BCS、分娩後の疾病などを見直し、子宮や卵巣の回復そのものを改善していくことが大切です。
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