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器具の再滅菌 |
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2026年6月10日
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OPUで使用している器具は、直接卵子に触れるものであるため、清潔度合いが重要であり、それが成績にも影響します。
その中でも、「OPU用遠沈管キャップ」(通称:赤キャップ)という部品は、一頭ごとに交換して、使用後は再滅菌している部品です。

また、過去のコラム「ETの前に薬注で練習(リンク挿入https://www.shepherd-clc.com/archives/22463)」でも紹介しているように、移植用の器具も場合により再滅菌して使用することがあります。

これらの器具を清潔にするうえで難しいポイントは、その構造です。
赤キャップには細い突起部分があり、移植器も細長い筒の内側まで十分に洗浄しなければなりません。
しかし、こうした部分はスポンジなどで直接こすって洗うことができず、内側の汚れを目視で確認することも困難です。
そこで使用しているのが、実験器具用洗浄剤である「7X Cleaning Solution」です。

これは、界面活性剤や洗浄補助剤の作用により、器具に付着したタンパク質や脂質などの有機物を効率よく除去する洗浄剤です。
使用後の器具は、この洗浄液を1%に薄めて半日ほど浸漬させます。
見た目にはきれいに見えても、卵胞液や血液が残っている可能性があるため、この工程はとても重要です。
浸漬後は水道水で少し流したあと、精製水で十分にすすぎ、洗浄剤を残さないようにします。
その後、器具乾燥機で十分に乾燥させてから個別にパックし、EOG(エチレンオキサイドガス)滅菌を行う専門業者へ送っています。
最近では、ナフサの影響で移植器が手に入らないというお話もあり、この状況を一時的に凌ぐためにも再滅菌方法をご紹介しています。
OPUから帰ったあとは、毎回このような器材の洗浄作業をしています。
目に見えない部分だからこそ手を抜かず、安定した成績につながるよう作業を続けてまいります。
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