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加地永理奈のコラム
遠隔診療用の薬剤備蓄が保険適用に

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2026年4月1日

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先日、NOSAI栃木さんから新年度の共済点数についての説明会がありました。

2023年度から、獣医師が農場に立ち入ることなくスマホ等を通じて牛の画像を確認して診断する遠隔診療が保険適用となっています。
ただし農場に薬剤がなければ、遠隔で診断だけはできても治療ができないのが問題点でした。
(過去コラム参照:「遠隔診療のための法整備」)

それが新年度から、保険適用の範囲内で予見薬として農場に薬剤を備蓄し、遠隔診療で診断をして治療まで行うことが可能になりました。

そのために新設されたのが、「遠隔診療管理」という項目です。
獣医師が予め交付した薬剤を遠隔診療で使用した場合に、その薬剤の保管場所、保管数量の出納管理を行うというものです。
これには、カルテでの記録はもちろんのこと、農場でも使用記録をとっていただき、整合性を合わせていく必要があります。

栃木県でも獣医師不足が問題となっており、日光市には獣医師がいないという現状もあるとのことです。
距離や地域に関係なく必要な治療が受けられるよう、遠隔診療の普及・拡大が期待されます。

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