1)まずはご挨拶
今回、松本先生より(ふと思った時にたまたま近くにいたからですよね?)コラムを依頼されたさすらいのポルコロッソ(← これわかる人いますか?)です。私は某飼料会社=エサ屋に入社して10年足らずの、まだまだ若いと自分では思い続けているメタボ予備軍です(周りからは正規軍だと言われていますが全力で否定します)。現在われわれの従事する畜産は、放射能による風評被害や、たった今、目の前のTVでTPPの報道があるように、明るい話がなかなか見いだせない状況にあると思います。そんな中で、私のような若輩者がコラムを書いて、皆様のプラスになることは殆どないかもしれませんが、少なくとも松本先生達のコラムの繋ぎにでもなればと思います。あくまでエサ屋の中の一個人の意見であり、エサ屋を代表するような高尚な意見でもありませんので、あまり気にせず、まあこんな輩もいるんだなぁと、ガス抜きに見ていただければ幸いです。そんな理由で、匿名とさせていただくことをお許しください。
さて、上記のような状況で何を書くか悩みましたが、私がエサ屋という畜産農家さんとは違う立場で、普段考えていることを書くことにします。エサ屋としての私の目的は、畜産農家さんが正当な利益を上げていただくことです。綺麗事でも何でもなくそれが本当の事で、エサ屋として畜産農家さんの利益を改善する為に、一緒に考えて、出荷成績や繁殖成績の改善を目指しています。本当はその目線が一致していることが望ましいのですが、それを実現することはなかなか難しい事だと日々感じます。
まず、エサと聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
次にエサに求めることってなんでしょうか?
さらには、エサ屋に求めることは何でしょうか?
この辺の部分から書きながら見つめ直してみようかなと思います。次回に私なりの検証を行います。
さすらいのポルコロッソ