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~へそくりくんのブログより~第18回:堆肥作り⑭ |
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2016年6月21日
壱岐和牛繁殖農家が挑戦する堆肥作り その14
(※ 堆肥シリーズは、筆者の過去ブログ(2013年6月~2014年4月投稿のもの)を一部改編し転載しております。)
「第7回目の堆肥の作成実験(竹粉使用)-3」
シリーズ第7弾のメインテーマは、「竹粉を水分調整剤として使う」でした。竹粉で十分なら、安く作ることが可能だからです。
前回ダンゴ(ゴロゴロ)が出来にくい(好印象)と報告しましたが、最終日前の切返し4で、にわかに変化がありました。写真は無いのですが、奥の方で、ダンゴがたくさんでき始めたのです。
ようやく竹の繊維が分解され始めた・・・
さて、これは完熟堆肥と言えるのか・・・
【今日の堆肥温】

上部温度 下部温度
4/20(23日目) 67℃ 57℃
4/21(24日目) 67 57 切返し2
4/22(25日目) 58 54
4/23(26日目) 61 56
4/24(27日目) 66 58
4/25(28日目) 66 58
4/26(29日目) 68 58
4/27(30日目) 69 58
4/28(31日目) 69 58
4/29(32日目) 69 58
4/30(33日目) 69 58
5/1(34日目) 69 58 切返し3
5/2(35日目) 52 51
5/3(36日目) 60 56
5/4(37日目) 63 58
5/5(38日目) 64 58
5/6(39日目) 65 58
5/7(40日目) 65 58
5/8(41日目) 65 58
5/9(42日目) 65 58
5/10(43日目) 65 58 切返し4
5/11(44日目) 50 50
5/12(45日目) 58 54
いつの日か、こんな感じで、そこら中の厄介な竹が堆肥の副資材に代わり、農場の厄介な糞が完熟堆肥に変わることを願っています。
(樹木粉砕機//チッパーシュレッダーの 株式会社大橋)
これで堆肥の作成実験報告は終わりです。
(つづく)
壱岐市家畜診療所 阿部紀次
へそくりくんのブログ
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