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2007年1月16日

 さて、前回の宿題?皆さん色々想像してくれましたか?
そうです!やっつけられたりエサが少なくなるわけですから、土の中に棲んで様々な役割をしてくれている微生物たちのバランスがだんだん崩れて来ます。
強いやつだけが生き残る…つまり弱肉強食?の世界になってしまうわけですね。
牛さんも飼料の種類、質が悪かったとするとお腹の中の微生物バランスが崩れ調子が悪くなったり、それが続くとしまいには病気になったりしますよね?
私はいつも“土は地球のお腹と一緒”って言うのですが、土もやっぱり中の微生物のバランスが崩れると、その上に成育する作物が病気になったり、あるいは病気になり易くなるんです。
何でかって?例えば牛さんで言うならば、調子の悪い母牛から生まれた子牛ってやっぱり弱いのと一緒です。何でも土台がしっかりしていないと、その上に出来るものも丈夫なものが出来ないんですよね!また、万が一おかしくなったところで土台がしっかりしていたらその回復力が全然違います。
 木村さんのリンゴ園でビックリするようなリンゴの木を見て来たので写真を載せときますね!
台風でほとんど折れちゃった木なんですけど、何とその先にチャ〜ンとリンゴの実が沢山なっているのです!こ〜んなになっているのにですよ!
モチロン折れたところがくっついて元のような木に戻ってたと言うことではないのですが…。
待てヨ!ひょっとして折れたときにすぐギブスみたいのをはめたらくっつくのかなぁ〜?今度木村さんに聞いてきます!
 今回は痛々しい折れた患部?の所だけ載せますが次回はこの先の方をお見せいたしますね。
(つづく)
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