2016年6月10日 6月になり研修期間も後半、笹崎先生の車に乗って往診するようになりました。私の時より運転は上手でございます。運転のみならず、まだまだ色々なことを吸収してもらっております。先日はお産を笹崎先生主導、私は助手で行いました。 最初にお産が始まったようだと連絡を受け、見に行ったのですが子牛は逆さまの状態でまだ産道に乗っておらず、2時間ほど待つことにしました。お産はなにより母牛と子牛のタイミングに合わせてあげることが非常に大切ですので、たとえ夜になろうともベストコンディションで介助を始めることが重要です。 再度農場に行くと、きちんと頭位上胎向になってくれていましたので、笹崎先生が子牛にロープを、今回は失敗することなくかけて滑車を使って引っ張りました。 最初はなかなか出てこず少しヒヤヒヤしましたが、なんとか出てきてくれました。お産は1年間、他の先生と一緒に訓練した後、1人デビューします。夜もお産があれば必ず呼び出しがありますが、来年に向かって頑張ってくれております。 前の記事 第131話:補液いろいろ③ | 次の記事 第133話:ジメジメ時に注意 |