はじめまして、松本先生にコラムを依頼されました福井県内で畜産のコンサルをしている斉藤です。 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、松本大策先生、ラボジェネターの佐藤隆司社長のコラムを掲載している「e-tikusan.com」の管理人もやっています。(ついでに、娘3人には管理されています。) 今回は、牛飼いで儲けよう?というタイトルで、畜産農家(企業経営は別です)の経営(技術的な事は松本先生のホームページで)について、自分の思っている事を書いていこうと思っています。そのため、意図していることが文面から伝わらなかったり、皆さんの考え方と反対のことを書いているかも知れませんが、ご容赦願いたいと思います。(そうしないと好きな事書けないので・・・)
タイトルの言葉で、皆さん最初に思うことは、「今の相場じゃ損している農家なんていないよ」と思われている方が多いんじゃないかなと思います。 皆さん、日本やアメリカでのBSE発生以降、皆さんの経営収益はかなり向上したと思いますが、ちゃんと手元に残っていますか? 「家の修復をした」、「新しい車を買っちゃった」「子供の学費に」など、生活の為に使ってしまった牛飼いさんはどれだけいるのでしょうか? 大多数の牛飼いさんは、来るべき枝肉価格の下落を予想してしっかり貯蓄していますよね。 運転資金が不足した時の大きな味方ですからね。
|