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戸田克樹のコラム
第88話「はくせんって何③~やつらは一体どこからやってくるのか~」

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2016年5月30日

今朝から腸内フローラが乱れています!
お腹ぐるぐる~です(*´з`)。あ~、診療中に「ぐるぐる」が来ませんよーに(泣)

皮膚糸状菌がどんな風にトランスフォーム(変形)して侵入・定着するかは分かりました。
ただ、戸田はいったいどこで感染してしまったのでしょう。

その答えは、弊社コラムにてすでに発表されていました(笑)。
蓮沼獣医師のコラム第117話をご覧ください。

「白癬の治療で牛に触ったあのときかな~。でも患部に触ったのは『手』だし、腕はそんなに接触してないはずなんだけどな~」と思っていましたが、鉄柵が感染場所だったとは。確かに、感染・発症した牛さんたちは喉・眉・耳・後頭部・下顎など、柵とよく接触する部分に患部が形成されていますよね。納得です。

診察や治療、農家さんと語るときについつい柵に腕を乗せて…。
思い当たるふしはありますね。そのたびに白癬菌を腕にくっつけていたとは。あな恐ろしや。


こんな風に柵に腕を置いた戸田は当然のように感染・発症しました。
皆さまも鉄柵には十分にお気を付けください!


発症部位、確かに柵に乗せたところですね(笑)

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