(有)シェパード[中央家畜診療所]がおくる松本大策のサイト
桐野有美のコラム
「ルワンダ便り−2 「ルワンダってどうやって行くの?」」

コラム一覧に戻る

2009年11月24日

 JICA(日本国際協力機構)から派遣先が知らされるまで、そもそもルワンダなんてアフリカにあるんだか南米にあるんだか、わたしは知りませんでした。そうそう、申し上げるのが遅れましたが、わたしの現在の肩書きは、
「青年海外協力隊 平成21年度1次隊 職種:獣医・衛生 派遣国:ルワンダ」
というものです。青年海外協力隊事業は、外務省ODAの一部を成しており、現在73カ国で2390名の隊員が活動中です。(協力隊に関する情報はこちら)わたしは、昨年(2008年)の春に受験し、今年(2009年)の春、65日間の訓練を受け、6月22日深夜、関西国際空港から出発しました。ちょうどこちらにきて5ヶ月になります。
 「日本→ドバイ→ケニア→ルワンダ」というルートでわたしは入国しましたが、「ドバイ」の部分が場合によってはヨーロッパだったり東南アジアだったりします。そもそもルワンダにはまだ日本大使館がないので、今はまだいろんな手続きがちょっぴり煩雑ですが、来年の一月についに大使館が開かれる予定です。
 入国に際し義務づけられている予防接種は黄熱病くらいですが、わたしたち隊員はそのほか破傷風や狂犬病、A型肝炎、B型肝炎、腸チフス、細菌性髄膜炎などのワクチンを接種しています。訓練中は毎週火曜が注射の日で、65日間で8本の注射を打ちました。もう体の中がいろんな抗体で大騒ぎだったと思います。それまで、来る日も来る日も牛に注射を打ちまくっていたわたしですが、逆の立場になってつくづくその痛みがわかりました。
 第一話を読んで、さっそくルワンダに行ってみたくなったぞ!という方のために、簡単に渡航情報をお伝えしてみました。カリブ!(いらっしゃい!)

(´ω`)ルワンダ便り−3は来月末更新予定です。

|