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伏見康生のコラム
NO.330:サシバエテープ

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2015年11月18日

先日、近所のMさんちへ診療に行ったところ、
なにやら畑に白いワイヤーのようなものが一本張られていました。

「・・・害獣よけかな?いや意味なさすぎる・・・」

などと考えながら周囲を見ると、まったく畑と関係ないシラス(火山灰砂)置き場のところにも同じようなワイヤーがありました。

近づいて観察すると・・・

おお!ハエ取り粘着テープでした。

「すんごくよく取れるんだよ~」と、Mさんの奥さん。
曰く「1~2週間でびっしりと粘着テープが黒くなるほど取れて、数回替えるうちにサシバエがどんどん減っていって、肥育牛もよく寝るようになったのよ~」とのこと。

よく見ると、肥育牛舎の前にも張られていました。
(あまり頻繁に来る農家さんではないので、気がつかなかった・・・)

なるほど・・・
やはりイエバエとは習性が違う。
エサや匂いで寄せるのではなく。「ご休憩場所」を提供すると見せて捕獲するわけか。

興味深い!

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