2015年9月18日 久しぶりにウミガメのお話です。前回は卵を産むところまでお話ししておりました。生んだ卵は約2か月後に孵化するので、8月下旬から9月は沢山の子ガメが海へと向かいます。その際に、孵化調査というものを行います。卵を移植したところで無事、子ガメが孵化できたかどうか、全部で何個の卵が孵化したか、穴の中で死亡した子ガメはいないか、等々記録していきます。移植した穴の周辺には沢山の子ガメの足跡が残っているのでそこを掘り返すのですが、孵化するタイミングが他の卵より遅い等の理由で、穴の底に追いやられてしまった子ガメは、他の子ガメが外に這い上がる際の踏み台にされ、穴の中に残っていることが多々あります。 子ガメの写真は沢山撮っていたのですが、私の古いパソコンの中で消滅してしまいました(*_*)興味のある方は図鑑やインターネットで見てみてください。とてもかわいいです(*´ω`) 前の記事 第98話:子牛についていろいろ⑧ | 次の記事 第100話:特別授業 |