(有)シェパード[中央家畜診療所]がおくる松本大策のサイト
伏見康生のコラム
NO.309:ケアンズよりグッダイマイト その12

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2015年3月25日

記事の90%を日本からお送りした「ケアンズより・・・」連載も最後の1話になります。

ケアンズWBC最後の夜。
WBC公式のGALAディナーと呼ばれるナイトパーティーが開催されました。

ホームページで事前に紹介されていたパーティーの様子では・・・豪華なお料理!、アボリジニのパフォーマンス!、欧米式(ライトアップされたホールでシャンパン右手に立ち話しで豪快に笑う)社交会!・・・かな?と勝手に思ってましたが、全然違いました(-_-)
たとえるなら、日本のホテルの婚礼披露宴のような会場で、新郎新婦が入場する時のライトダウンしたぐらいの暗さで、誰も余興をしない”しばしご歓談”タイムが延々と続く感じでしたね・・・

会場は50近い8-10人掛け円卓があって自由着席になっており、当然ステージ付近に主催者や来賓者、世界の高名な獣医師が腰掛けるのだろうと思ったのですが、「どうせなら・・・」という思いから限りなく中心部近くに陣取ったところ・・・
しばらくして英国紳士淑女の上品な雰囲気漂う初老のご夫妻が相席してきました。

NO.306:ケアンズよりグッダイマイト その12

NO.306:ケアンズよりグッダイマイト その12

しばらくすると「やあ・・・」とにこやかに声をかけられて、自己紹介をし合いお互いの国や今学会についてのお話をしました。
「あっちに写真を撮る機械があったから記念に一緒にとろう!」とプリクラ撮影を誘ってきて、えらいご機嫌なおじ様でした。

NO.306:ケアンズよりグッダイマイト その12

紳士の名前はMr.Roger Blowey。「私は、本も沢山執筆しているんだよ」といっていたのを日本に帰って思い出し、調べて見てみると・・・「牛病カラーアトラス」「フットケアガイド」「乳房炎コントトロ-ル」をはじめ、有名な本だらけでした!!とんでもない大御所の大先生でした!!!
間違いなく私は世界で初めてロジャーとプリクラを撮った人間でしょう(笑)!!

NO.306:ケアンズよりグッダイマイト その12

(ご本人に掲載許可をいただいています)

さて・・・こうして幕を閉じたWBCとケアンズの旅。
次回は2016年ダブリンでの開催、その次は初の日本開催、連続出場目指してがんばっていきます!

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