2015年1月13日 今回は「なぜチンパンジーを卒業論文の対象動物に決めたのか」についてお話します。 私は大学時代、行動生理・生態学教室に所属していました。研究室では、動物の神経機能や行動学が主な研究テーマになっていました。 「動物と会話できればいいのになぁ( ´з`)…」 ともどかしく思っていた私。 「言葉でコミニケーションをとれない動物が日常生活の中でどんな行動をとっているのか、彼らのとる行動の中にどんな意味があるのか知りたい(*’▽’)♪」 と思い、行動学に興味を持ち始めました。さらに!霊長類を研究のテーマとしていた先生が研究室にいたため、研究の対象も霊長類でやれないかなぁ…と思うようになっていました。 (だって、同級生のだれともかぶらない動物で研究するなんて、ドキドキわくわくするじゃないですか笑。) 「彼らにとってよりよい飼育環境ってなんなのだろう?」。 それを知るために、彼らを調査することは非常に有意義なことなのではないか!と、私はメラメラと情熱を燃やし始めたのです。 つづく 前の記事 第16話「卒業論文①~ぼくとチンパンジー~」 | 次の記事 第18話「卒業論文③Talking of チンパンジー♪ ~容姿編~」 |