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牛の獣医師になりたい!想いの始まり① |
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2014年10月2日
早いもので10月に入りましたね!
南国 ”鹿児島” も、ここ数日で朝晩はずいぶん冷えて肌寒くなってきました。
さて、今回は私が獣医師を目指すきっかけについてお話ししていこうと思います。(*’▽’)
そのためには、もう少し宮崎県椎葉村の事情にお付き合いください…(笑)
九州山地の中央部に位置する人口約3000人の椎葉村の主幹産業は“畜産・
林業・椎茸”です。
約100戸の農家が700頭の和牛繁殖経営を行っています。肥育もわずかですが300頭ほどおり、村は増頭運動を展開し母牛1000頭を目標に努力してきました。
私の父は以前、役場の畜産担当でJAや共済組合の方と一緒に生産指導に走り回っていました。そのため、私も幼いころから父の後について農家に行くことが多くありました。母も農業や畜産関係の話し合いや会議に小さな私を連れて行ってくれていました。
そんな牛が大好きな父と母の最大の悩みが“獣医師が村からいなくなること”
でした…
椎葉村に獣医師がいないわけではありません!
獣医師が来てくれないわけでもありません!
ただ、定着してくれないのです…
その理由は、“山間地ならではの畜産経営”にあるのです…………つづく(*^▽^*)

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