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遠藤ママのモーモーサロンへようこそ・・・ぱ~とつぅ~(第九回) |
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2014年8月5日
こんにちは 今回は遠藤牧場 会長 じっちゃんのお話です。
我が家の庭に北海道では珍しく 大きな銀杏の木がありました。何でも結婚して住宅を建てた後 知り合いの方が庭を整理されるとかで気に入った物があれば持って行ってくださいと言われ譲り受けたらしいのです その時でもかなり大きくて根付くかどうか心配したらしいのですが30年ほどで高さ5m位まで伸び庭のシンボルツリー的な存在でした。
寒い北海道ではなかなか大きくなれず秋には葉が黄色くなる前に霜で落ちてしまいましたがそれでも枝にロープをつるしてブランコにしたり 子供たちは木登りをして楽しんでいました。
今から15年前の4月初旬 以前より住宅の老朽化と家族が増えたこともあり密かに建て替えを考えていました。 ただ 建てる場所ですが旧宅の前の広い庭を使おうとなったのですが そこにはシンボルツリーのあの銀杏の木があります
前日 子供たちとモデルハウスも見に行き翌朝 じっちゃんに意を決して報告
嫁「 じっちゃ~ん 実は 今年 思い切って新築を考えているのだけど~ 建てるとすると場所的に今の庭のある場所が一番良いかと思うのですが~ あの 銀杏の木 何とか移動できないでしょうかね~・・・(――;)」
じっちゃん 一言 「切れば いいべや~」
嫁「いやいや あの木はもったいないですよ~ 思い出の大切な木ですし~」
・・・みたいな会話を確かにしたのであります。
その日は 離れた牛舎で主人と牛の角切りをしてまして さて お昼なので上がろうか~と自宅に帰り 茶の間に入り窓から見る景色に
・・・ 主人と二人ただ茫然 (@□@);;; (@□@);;;
にっ 庭が無い!!! それもシンボルツリーの銀杏は 根が掘り起こされ見るも無残なお姿に~・・・・ 庭木も掘られ庭の隅に追いやられ 盛り土は 庭の前のデントコーン畑に押し付けられ 見事 更地になっているではありませんか~!!!
確かに仕事中 ショベルの唸る音は何となく聞こえてはいましたが まさか まさかの事態でした(――;
昭和一桁生まれじっちゃん恐るべしです
かくして無事 その年にその場所に念願のマイホームが建ったのでした
ただ 可哀そうなのはおばあちゃんです。 大切に育てた季節を彩る様々な庭の花々・・宿根で毎年 きれいに咲いてくれたのに跡形もありません(――;
その年の6月 庭の前のデントコーン畑に 生えてきたデントコーンと一緒に畑のあちらこちらから生き残ったチューリップや水仙 その他もろもろの花がポツリ ポツリ きれいに咲いていました。
おばあちゃん それを孫娘と二人でスコップとバケツを持って集めてまた。f(^^;
それでは 今回はこの辺で・・ごきげんよう~♪

(つづく)
遠藤牧場 遠藤ママ
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