2014年5月21日 聴診は基本でありながら、とても難しい診療技術です もちろん分かりやすいものもありますが、複雑な肺の異常音などは第三者と共通認識に至るにはしばらく時間がかかることが多いです この問題の大きな原因は、「聴診器というものがその現場で本人しか装着し得ない閉ざされた診療器具であるため」です これがスピーカーで音楽を聴く様にオープンな聴覚情報であれば一気に問題が解決します ーーーーーーーーーーーー ということで、ハイテク聴診器が登場です(笑) 教育利用のための採音用にお借りしたものです これで聴診音を録音し、パソコンで再生すればオープンな聴覚情報になります 鏡面仕上げ?メッキ?リッチ感溢れる筐体 緩やかな曲面仕上げのダイヤフラム 牛も興味津々 スイッチ・・・オン♪ 電池がハイッテナーイ♪ 出張から戻って来たら、また使ってみます(⌒-⌒; ) ーーーーーーーーーー まだ使って見てもいませんが、次に思うのは教育用にスピーカーのついた開放型聴診器があってもいいのではないかということ 授業に内科の先生が、あるいは新人研修に先輩獣医師が、カクテルメジャーカップみたいな聴診器を持ってきて、胸に当てると肺音がみんなに聴こえるというような エコーに集音マイクが付いているものがありますので、探せばありそうですね 前の記事 NO.283:鳥害 | 次の記事 NO.285:団子子牛 |