2014年3月26日 先月、鹿児島大学で行われたセミナーにて共済組合の先生が発表されていたおへその触診について、実際に役立つ機会がありました 先日、とある繁殖農家さんから「子牛が背中を丸めて尻尾をあげる」という禀告を受け診療に行きました。 一般的な診察では特に大きな異常は認めなかったのですが、おへそだけ小指くらいの太さで芯があるなぁという印象でした そこでおなかの中を深く触っていくと・・・ その段階で尿膜管の膿瘍があるとわかり、念のためエコーで切ると構造までバッチリよくわかりました 当日の夕方はミルクを減らし、翌朝は絶食絶水してもらい、お昼に摘出オペをしました おなかの中の触診は猫や犬ではよく行っていましたが、牛も意外といけるもんだということが実際にわかり、とても大きな収穫でした 前の記事 NO.275:iPadケース | 次の記事 NO.277:ルーメンアシドーシスのムービー |