またまた春ですね

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2014年2月17日

　関東以北では、記録的な豪雪で牛舎の被害も多く耳にします。みなさんのところでは被害はありませんでしたか？どうか被害が軽微な物であります様にお祈りしています。

　ところで、大雪のお話をした後に「そっち行くか？」という話題ですが、もうすぐ春です。牛飼いさんたちも、春先からは放牧の準備や種まき、他の畑の仕事などに取りかかるために忙しくなる時期だと思いますが、シェパードでも新しい獣医さんを迎えて、装備の準備から指導担当の打ち合わせ、指導手順の確認、それから診療体制変更によるコンサルテーションや診療シフトの見直し、など忙しい時期になります。（ちなみに僕自身も、いろいろな団体の予算消化で呼ばれる機会も増えるので忙しくなる時期です。このため僕はよく「年度末のプリンス」などと呼ばれますが（笑））

　さて、みなさんに育てていただいた池田獣医師も、3月いっぱいでシェパードを卒業し、北海道大学の大学院で研究の道に進みます。とても淋しいことですが、臨床の現場を知り、一流の診療技術を身につけた人間が、獣医学の研究に戻るということは、現場と大学や研究機関の距離も縮まり、より現場の役に立つ研究が増えるということで、長い目で見るととても意義の大きいことです。

　と強がって見せても、やはり一緒にがんばった仲間が旅立つのは淋しいし、貴重な大きな戦力が抜けるのも正直つらい物があります。でも、一番淋しく、またこれからつらくても頑張っていくのは池田獣医師本人だと思いますので、シェパードのみんなで送り出していこうと思います。

　これで縁が切れるわけでもありませんし、かえって人脈が広がって、シェパードの活動に幅も出るはずです。本人からの挨拶も、これから池田獣医師のコラムに載ると思います。