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伏見康生のコラム
NO.258:ジョウゴ付き蓋

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2013年11月13日

牛に粉薬を飲ませる時、プラスチック製の投薬瓶などを用いる方が多いと思いますが・・・これに粉や水を入れるのは、結構苦戦するものです。

中には、うまく手のひらを使って粉薬を入れたり水を流し込んだりと、かなりのテクニシャンもいますが・・・

NO.258:ジョウゴ付き蓋_01

ま、だいたいはこうなります・・・

NO.258:ジョウゴ付き蓋_02

そんな時にジョウゴがあるとかなり便利で、私も診療車に常にジョウゴを入れていますが、粉の種類によってはスムーズに入らず詰まってしまい結局枝などでつついて入れたり、あるはずのジョウゴが見つからなかったりして困ることもあります。

そこで私は思いました、「ジョウゴの首の太さが投薬瓶の口の大きさと同じぐらい大きかったら・・・、投薬瓶とジョウゴがもともとセットだったら・・・」と。

そんな発想から作ったのがコチラ!!!
てっぺんを切り落とした投薬瓶のふたと子牛用哺乳瓶についてくるぶっといジョウゴを、エポキシボンドで合体させた逸品!!

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ちょっと瓶に入れにくい湿ったような粉剤もパラパラと入っていき、蛇口が近くにない時もウォーターカップの水をすくって簡単に入れられます。ジョウゴと瓶を同時に抑えておかなくても、当然の安定感!!

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NO.258:ジョウゴ付き蓋_06

全国の奇特な農家さん、真似してください~(笑)

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