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蓮沼浩のコラム
「第66話 「牛ふんパーティー(後編)」」

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2007年12月27日

5 燃料費 ☆☆☆☆
燃料費としては牛舎に転がっている牛ふんを拾ってくるだけなのでタダです。大量に引き取ることが出来れば逆にお金をもらえるかも。

6 環境へのやさしさ ☆☆
地球規模で考えると、掲示板でいわれていたように化石燃料などとはちがい大気中のCO2を増やさないので見た目はあまりきれいな燃料ではないですが、クリーンなエネルギーといえるかもしれません。しかし、身近な問題で考えると激しい煙と煤と臭いを撒き散らすのでまったくクリーンに感じませんでした(笑)。クリーンだけどクリーンでない。禅問答みたいな燃料です。

7 傾奇度 ☆☆☆☆☆
ズバリこの牛ふん燃料のすごいところは炭火などの他の燃料の追随を許さないかぶきっぷりでしょう。間違いなくダントツです。小生の今までの人生経験の中で牛ふん燃料で焼肉をした人を見たことも聞いたこともありません。この点だけを見ても非常に評価は高いです。傾奇者としてさらに磨きがかかることは間違いありません、断言します。自称傾奇者にはおすすめです。

≪総 括≫
今回の試みでわかったことは牛ふん燃料は薪ストーブの燃料に使うのはいいかもしれないけれど、焼肉やバーベキューの燃料には使わないほうが良いというよく考えたら至極当然な当たり前の結論でした(笑)。どの評価も落第点ばかりでしたが傾奇度が満点だったことは小生としても驚きで、非常に評価していいのではないでしょうか。意外にも環境問題への評価が低かったのは相当煙がきつかったからでしょう。グローバルな視点も煤と煙ですっ飛びました(笑)。今年最後のコラムが牛ふんで終わりました。来年は間違いなく運がついていると確信しております。何だかよくわからない形で終わりましたが、来年もどうぞヨロピクお願いいたします。

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