2013年8月31日 治療をするためにまずしなければならないこと・・患者である牛さんを捕まえることです。力に自信のない私にとって牛さんの捕獲は少々苦労する作業の一つです。最初は投げ縄(蓮沼先生コラム第42話参照)で捕まえようと頑張っていたのですが、あまりにも縄を投げる才能がないことが分かったため、最近は竹の棒(蓮沼先生コラム第41話参照)で捕まえるようにしています。 さて、やっとのこと捕まえたら今度は牛さんを柵に固定しなければいけません。この時、鼻輪がとても重要な役割を果たしてくれます。鼻輪がないと柵に近づける際に牛さんの弱点である鼻に力が入らないためか、なかなか近づいてくれません。 牛さんの保定に大活躍してくれる鼻輪。現在はプラスチック製のものがほとんどですが、昔はカマツカ(別名:ウシコロシ)などの植物を使っていたとか。鼻輪を牛さんに取り付ける様子はちょっと痛そうですが、やはり力の強い牛さんと付き合っていくためには鼻輪は大切な道具の1つですね。 前の記事 第1話:初めまして | 次の記事 第3話:寄生虫の話① |