小生が診療していて子牛の状態が悪いな〜と思う農場の特徴を挙げてみました。
1.とにかく子牛がみんな小さい。発育もよくない場合が多いですね。
2.非常に高い確率で「白痢」や「下痢」をする。100%のところもある。
3.肺炎の子牛が多い。重症も多い。そう簡単には治りませんよ。
4.よく子牛に白癬が広がる。ひどいときは全員白癬に冒されている。
5.治療をしても病気が治りにくい。何度も再発し、農家さんも獣医さんも泣きそうになる。
6.子牛の毛がボサボサであったり、はげていたりする。子牛がかわいくない。
7.毎年必ず下痢か肺炎で子牛が死亡する。
どうでしょうか?このような状態の子牛がいたりしませんか?全部ではないにせよ、いくつか当てはまることはないですか?私が診療している農家さんの中に1〜7のすべてに当てはまるところがありました。とにかく治療しても病気の治りが非常に悪く、四苦八苦。これではいけないと考えワクチンやらビタミン剤やら駆虫やら消毒やら生菌剤やらためしてみてもどれも効果がよくわからない状態。結局は同じような状態が続いていました。当然子牛もよくありません。でもきっと何かがおかしいはずだ・・・・。