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伏見康生のコラム
NO.210:聴診器をカスタマイズ

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2012年11月21日

学生「伏見先生の聴診器、長いですね」
伏見「おうっ」

・・・聴診器は一年中フル稼働で診療を助けてくれる、獣医師の心強い相棒です。
そんなわけで、その使い勝手は診療の快適性を大きく左右します。
ちなみに私が使用しているのはLittmann®のマスタークラシックⅡTMのBLACK EDITION です。

何種類ものメーカーの聴診器を使ったことがあるわけではないのであまり大きなことは言えませんが・・・聴診機能としては私の使用モデルも含めたLittmann®の汎用モデルでじゅーーーーーーぶんと思っています。十分どころか入門者用の安いオモチャ聴診器とは比較にならない音の良さです。

ってことで、音に関しては全く不満はなかったのですが・・・毎日毎日診療するうち気が付きました。「腰がイテェ」ことに。原因を突き詰めていくと、どうもかがんで聴診していることも一役買っていそうだと気が付きました。
「腰を伸ばして聴診したいな~」と考え色々と聴診器を探し、ついにFHKさんから発売されている長い聴診器を手に入れることが出来ました。

そして・・・チェストピースとイアーチップをLittmann®のものと付け替えて、望みどおりの聴診器となったわけです!!

NO.210:聴診器をカスタマイズ

チューブ部分(バイノーラルっていうらしい)はFHK製に替わりましたが聴診機能に影響はありません。バイノーラルの長さは、耳から手までの長さと一緒にすれば理想的かと。
大動物診療している皆さん、是非お試しあれ~

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