2026年10月5日 *********************************************************** 牛では「皮膚糸状菌症(ひふしじょうきんしょう)」もしくは「白癬症(はくせんしょう)」と呼ばれます(ほかにも「がんべ」「とくふく」などなど様々呼び名があるようです)。原因となるのは、真菌のTrichophyton verrucosum(とりこふぃとん べるこーざむ)です。発音が難しいですね。主に若い牛の頭と首など体の前の方の皮膚に多く見られ、体の後ろの方にはあまり見られません。皮膚には円形のフケ、脱毛を伴います。見た目は良くないですよね。また、かゆみがストレスとなり、飼料摂取の低下から増体量が低下するとされています。加えて、かゆいので柵に皮膚をこすりつけ、柵に真菌が付き、他の牛がそこに接触することによる感染の広がりにもつながります。特に金属製の柵によく付着しており、木製の枠や飼槽、敷料には真菌はほとんどいないとされています。そして、人獣共通感染症の回で取り上げているように人にも感染します。 対策と治療については次回のコラムで紹介します。 つづく
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