2026年8月17日 *********************************************************** 最近では、農場でもギプスを用意してあって、ご自身でギプス固定なさる方もいらっしゃいます(一応獣医さんに連絡して、その指示に基づいたという形をとりましょうね。法的にいろいろ面倒ですから。)よね。迅速に正しい固定をしてあげるというのは大変良いことですので、正しい固定の方法を知っておきましょう。 まず大切なことは、骨折した部位を解剖学的に正しい位置にする。ということです。難しく考えなくてもいいので、折れてなきゃこの形だよね、という位置にして固定する、ということです。当たり前みたいですが、実際現場を見て回ると、爪の先の方向がずれていたり、ということも結構あるんです。 次に、とても重要なのが、「折れた部分の両側の関節を含めて固定する」ということです。これができていないケースはかなり見かけますし、そうなるとなかなか骨折部位もつながりにくくなります。 この観点からいうと、簡単に整復できるのは、牛さんでは前足では中手骨、後肢では中足骨までです。牛さんをよく見てみてください。肘関節やひざ関節はヒトと違い胴体にくっついているために、この関節まできっちり巻き込んで固定するのは難しいんです。僕たちは立場上やりますけど、本当に難しいと毎回感じています。
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