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蓮沼浩のコラム
第266話: わけのわからん商品開発 その3

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2012年2月23日

商品ナンバーその2
Horn Glass “Waruyoi”(ホーングラス ワルヨイ)

 角鞘(かくしょう)をつかった商品のなかではこれはかなり定番のものではないでしょうか。実は小生、もう一つの定番商品である「チ○○○ー○」の開発も真剣に検討いたしました。どちらにしようかと本当に鞘を握りしめながら考え続けてまいりましたが、商品の需要と将来性という点でこちらの方に軍配をあげました。今回は塗装することなく、素材の持つ良さを前面に押し出したデザインとしております。割れたワイングラスの柄の部分を鞘にあけた穴に接着剤でつけて、なんだかよくわからないけどエレガントな感じに仕上げてみました。意外と気に入ってしまい、お酒はこれで飲んでいます。欠点としてはやはり強度の問題があります。見てのとおり柄の部分が非常にもろく、一度折れてしまいました。あつかいは丁寧にしなくてはいけません。何ともいえないこのグラス独特の異様な臭気も好みが分かれるところです。口をグラスに近づけるとうまく表現できないのですが「足の爪垢の臭い」のような香りがします。小生はいつも愛する芋焼酎のお湯割りしか入れていませんが、このお湯割りの香りの中にかなりの割合で「足の爪垢の臭い」が強引に割り込んできます。もう少し遠慮してもいいんじゃない?とつっこみたくなるような押しの強さです。少し問題はありますが(笑)、このデザインと雰囲気はセンス良く改良できれば意外といけるかも・・・・・・。ま、これもダメかな~。

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