2019年10月8日
* * * * * * * * * 皆様お疲れ様です。「エサを食べない」と連絡をもらって診療に伺うと、牛さんは元気いっぱいなんてこと、たまにありませんか。そして空腹のためか落ち着きがなく、飼槽にも顔を出し、クンクンと匂いを嗅いで、いざ食べようとしても後退り。どうしたのでしょう、、、。 その理由の1つにエサの好き嫌いがあるかもしれません。国内産の稲わらと外国産のものを比較しても、稲ワラであることに違いないのですが好き嫌いが出てしまいます。配合飼料でいえばペレットタイプのものだけを食べ残してしまったり等ありがちなことです。 もう1つに衛生面が原因として考えられます。飼槽に注目し、よーく手に取って観察してみると、粗飼料にも配合飼料にも細かくカビが入っているなんてことはありませんか。また夏にありがちですが、ハエがびっしり集まってたのかハエの糞が点状に付着しており、飼料の品質が落ちているときも好んでエサを食べません。 その他にも飼槽にカラスの糞がくっついたまま放置されていたり、牛床の泥が混じっていたり等、飼槽を良くみれば気付くことが案外あるのではないかと思います。もちろん飼料を食べるときも、反芻をするにも飲水が必須なので、水場のチャックも欠かせません。 あ!!そんな私も普段の食生活をもう一度しっかりと見直してみます、、、。 前の記事 耐性菌のお話 その2 | 次の記事 カロリーってなんだろう その1 |