2019年3月27日 これまでミーティングをしたことがないところでは、まず「今週の作業内容の確認するから少し集まって~」など、やや軽めのものから始めると無理がないかもしれません。 こうしたミーティングを続けていくと、気づかないうちに従業員同士の会話が増えてきます。これまであまり会話をしたことがない方たちでも、牛さんのことや業務内容のことを通して会話する機会が出てくるので、気が付けばそこまで意識しなくても会話ができるようになります。 ベテランさんと年齢の差がある若手スタッフや入ってきたばかりの新人さんにとっては、分からないことや不安なことがあっても「質問する」とか、「確認する」という行為はハードルが高いものです。 定期的なミーティングの実施によってスタッフ同士の「会話」に関するハードルが下がれば、農場内の情報がどんどん共有されます。問題が起こった際でも相談することが容易なのですぐに解決策がうかぶでしょう。誰にも相談できない…なんてことは起きにくくなりますので、早い段階で手を打つことができます。 ミーティングを継続することで「普段からスタッフ同士が細かくコミュニケーションをとれる牧場をつくること」につながっていくのではないでしょうか。 前の記事 第227話「長(おさ)がいなくても回る現場づくり②」 | 次の記事 第229話「長(おさ)がいなくても回る現場づくり④」 |