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伏見康生のコラム
「NO.45: 「子牛用オーラルクロス(2)」」

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2009年6月17日

では、手作りの方法です。

<材料>(各記号は写真と対応)
(a)ストレート塩ビパイプ(外径18mm・内径13mm)
(b)写真のような塩ビのパーツ(外径18mm)×2
(c)T字の塩ビの連結パーツ(内径18mm)
(d)道具関係
ドリルドライバー、ドリルに接続できる砥石のような円錐型の棒やすり(最大径19〜20mmのもの)、ディスクグラインダー(のこぎりでも可)、塩ビがくっつく接着剤

<手順>
(1)aを30cmにカットします
(2)bを4.5cmにカットします
(3)cにbを差し込みます。
(4)やすりをドリルに装着してcの穴を拡張していき、反対側まで貫通させます。
(貫通する側にはドリルで事前に下穴を開けておくとよいです)
(5)cにaを差し込み、パイプが13cmと17cmになるようにします。
(6)全て接着剤でくっつけて完成です!!

本当はハンドル部は可動式にしたかったのですが、作るのがさらに手間がかかると思い、簡単に固定式にしました。小さい子牛では13cm側を、大きくなってきたら17cm側を差し込んで使用してください。何度か生まれたばかりの子牛や少し大きくなった子牛で試してみましたが良好に使えました。お試しあれ〜

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