2012年1月31日 〜 蓮沼先生との往診 〜 2日目は蓮沼先生との往診です。 蓮沼先生への農家さんの言葉はきついのですが、農家さんの蓮沼先生に対する目は愛があふれているように見えました。けれど、その愛の表現は素直な愛の表現ではなく、やや屈折した愛の表現が多く、それって単にいじめられている?と思えることもありましたけれど。 あと、蓮沼先生はしゃべりだしたら、あふれる思いが止まりなくなります。とにかく熱いです。運転中でも身ぶり手ぶりが入ってくるので非常に危険です。山道なんか本当に危険です。なので、このネタは蓮沼先生が熱い思いを持っているなと感じた時は、運転中に決してその話題を振らないように心がけていました。 そんな燃えたぎるような熱い心を持っている蓮沼先生は現在、鹿児島大学の大学院に籍を置いていて、自らの体験などをきちんと論文(もちろん英語です)にまとめあげ、世界へ発信しています。きらきらした瞳で「僕はですね、和牛の情報を世界に発信したいのです。」と語っておりました。 こんなに忙しく働いているのに、毎日英語の勉強を欠かさずしているそうです。すごいです。どうやら、ただの汗っかき獣医さんではなさそうです。 (有)あかばね動物クリニック 宮島吉範 前の記事 「シェパードで研修して(3)」 | 次の記事 「シェパードで研修して(5)」 |