雪の中お産・・・！

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2018年2月5日

　今日は、コンサルで宮崎の山の中に来てます。ここのところの雪で、高速道路も通行止め。先週から寒波がきついとの情報を受け、シェパードの診療車を一手に引き受けてくださっているドウワキ自動車にスタッドレスタイヤを注文してあったので、朝８時前から工場を開けていただいて、スタッドレスタイヤに履き替えて、はじめてのスタッドレスタイヤによる雪道走行にワクワクしながらコンサルに向かいました。
　実は一昨年大雪のなかで埋まったので（途中でチェーンが切れました）、昨年はじめてスタッドレスタイヤに替えたのですが去年は全く雪が降らなかったのです・・・。雪国の方なら当たり前のことなのかもしれませんが、ノーマルタイヤとは比較にならないくらい凍った雪の道をしっかり走ってくれて感動しました。

　それはともかく、下手な運転ながらようやくコンサル先に着いたので、集まった皆さんといろいろな現地研修をしていたのですが、終わり方、初産のお母さんが破水して、産道からのぞいている足もそこそこデカく、そのままでは娩出しそうになかったので、いきなりお産の介助でした。
　北海道とは比べ物にならないまでも、周囲の温度はマイナス２℃。上半身はだかで娩出させるのは（タイベックを着て、その下はゴタゴタと着込んでいたので着替えるより早いと判断したのです）、メッチャ寒かったです。
　若いお母さんだったので、二度ほど倒れ込んでしまいましたが、幸い子牛は思ったよりも楽に出てきてくれて元気でした。よかったよかった！

　でも回りからの声は「本当に獣医さんだったんだ」とか「お腹出てるね」とかでしたが(T_T)