2017年8月9日 台風5号の遅さには驚愕しました。鹿児島では大隅半島のほうで大きな被害が出てしまいましたね。幸いにも診療所近辺では大きな被害はなかったのですが、台風が去ったあとは相変わらずの高い湿度と高温に悩まされる日が戻ってきました。 花粉症に代表されるアレルギーですが、その言葉自体はとても身近になりましたよね。 ペニシリンアレルギー反応はⅠ型アレルギー アレルギーにもいくつかタイプがあり、Ⅰ型からⅣ型まで分類されています。 免疫反応を引き起こすものを「抗原」と呼ぶのですが、その抗原にくっついて目印の働きをしてくれる抗体さん。ふつうは「IgG」というタイプの抗体がくっついて、好中球(病原体などを食べて処理してくれる優秀な免疫細胞さんです)に「これ、異物だよ!食べて食べてー」と伝えてくれます。 ところがIgEと抗原がくっついた場合はどうなってしまうのでしょう…。 つづく。 前の記事 第146話「ペニシリンアレルギーの恐怖~そもそも論~」 | 次の記事 第148話「ペニシリンアレルギーの恐怖~そもそも論③~」 |